NPO日本テンプレート研究会
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歯のかみ合わせが悪いかどうかの判定は、姿勢の良し悪しが目安になります。ここで述べますチェック法は、歯のかみ合わせの位置を変化せせると姿勢が変化するという単純な方法です。

割り箸を3枚重ねたスティックを用意し、まず何も噛まないで自然な立ち方(立位)で全身の姿勢を確認します。鏡に映してもよいし、家族に姿勢を見てもらい、覚えてもらいます。
次に、図2のように奥歯でスティックを噛みます。2〜3度肩を上下に動かし、自然な立位で噛む前の姿勢と比較します(インスタントカメラを使えばよく分かります)。さらに、腰痛や、頭痛で困っているときには、30分ほどスティックを間で症状の変化を調べます。

【図1】
割り箸6本を用意し、割れていない方を約3cmの長さで切断して3枚を重ねてスティックを作ります。
そしゃく筋を伸ばし、脳を刺激するために使用しますので、1枚を噛むより2枚、3枚と厚みの大きい方がよく結果がわかります。(クオードラント理論の応用)
※木片は12ミリ角、割り箸は3枚重ねで噛みます。
   
【図2】
割り箸を噛んでいる状態。
分かりやすく表現するために長い割り箸をかませていますが、実際は、口に収まるような長さでよい。割り箸を横にして前歯で噛んではいけません。(首に負担を与えます。)


正しい姿勢のまま変化しない人
 このような人は、たとえ歯並びが悪くても、歯のかみ合わせは、正常と考えてよいでしょう。現状の状態を維持するように運動に励み、歯を守る努力を続けましょう(厳密には、モアレ写真で調べる必要があります)。
 
不良姿勢が変化しない人
 長年続いた不良姿勢が固定しています。整形外科で脊柱の検査を受けましょう。スティックで不良姿勢が30分以内に変化しない人は、脊柱側わん症と呼ばれる病気の疑いが強いからです。側わん症は、約20歳まで進行しますので、早く見つけて対応してください。
 また、激しい運動を長年続け、不良姿勢が固定されている人も30分では姿勢は改善されません。
 
不良姿勢が正しくなった人
 姿勢が正しくなり、頭痛や腰痛をはじめとする諸症状が楽になった人は歯のかみ合わせに問題があります。テンプレート療法が有効性を発揮します。

スティックを噛むと直ちに不良姿勢は、改善されます。
この現象が確認されたら歯のかみ合わせに異常があると考えます。
テンプレート療法が有効性を発揮します。